CD23及びCD40欠損マウスを用いたB細胞分化-腫瘍化の解析
Project/Area Number |
06282233
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
菊谷 仁 大阪大学, 細胞生体工学センター, 助教授 (80161412)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
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Keywords | B細胞抗原 / CD40 / CD23 / B細胞腫瘍 / 液性免疫 / 細胞性免疫 |
Research Abstract |
昨年度、gene targeting法を用いてCD40欠損マウスとCD23欠損マウスを作製した。本年度では、CD40,CD23の正常及び異常なB細胞分化増殖への関与、さらには抗腫瘍免疫への関与を明かにすることを目的に、これら欠損マウスの液性及び細胞性免疫を詳細に解析し、以下の結果を得た。 1.CD40欠損マウスにおける免疫応答を解析し、CD40がT細胞依存性の免疫グロブリン(Ig)クラススイッチと、二次リンパ組織における胚中心形成に必須な分子であることを明かにした。また、Leishmania major感染実験などからCD40が細胞性免疫にも関与していることを明かにした。 2.CD23欠損マウスの解析から、CD23がIgE依存性の抗原フォーカシングを介した特異的免疫反応の増強に関わっていることを明かにした。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)