Project/Area Number |
06283101
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
渋谷 正史 (1999) 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10107427)
吉田 光昭 (1994-1998) 東京大学, 医科学研究所, 教授 (80012607)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 維紹 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50133616)
月田 承一郎 京都大学, 大学院・医学研究科, 教授 (50155347)
高井 義美 大阪大学, 医学部, 教授 (60093514)
鶴尾 隆 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (00012667)
長田 重一 大阪大学, 医学部, 教授 (70114428)
渋谷 正史 東京大学, 医科学研究所, 教授 (10107427)
中村 祐輔 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70217909)
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Project Period (FY) |
1999
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1999)
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Budget Amount *help |
¥287,000,000 (Direct Cost: ¥287,000,000)
Fiscal Year 1999: ¥31,000,000 (Direct Cost: ¥31,000,000)
Fiscal Year 1998: ¥30,000,000 (Direct Cost: ¥30,000,000)
Fiscal Year 1997: ¥58,000,000 (Direct Cost: ¥58,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥61,000,000 (Direct Cost: ¥61,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥53,000,000 (Direct Cost: ¥53,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥54,000,000 (Direct Cost: ¥54,000,000)
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Keywords | 先端的研究 / 細胞接着 / がん遺伝子 / シグナル伝達 / 細胞死 / 腫瘍血管 / 白血病 / 薬剤耐性 / がん研究の推進 |
Research Abstract |
「先端がん」は、がん研究全域にまたがって、重要な研究課題、顕著な進展が期待される研究グループを重点的に支援し、がんの診断・治療・予防法の開発に向けて、ブレークスルーを求めることを目的としている。また「がん克服新10ヶ年戦略」の一環として位置ずけられるもので、厚生省等の研究と連携をもって進められるものである。研究組織は、研究を推進する6柱とそれを統括する総括班より成る。 本年度は、先端的研究を重点的に推進するため、25研究課題全てを計画研究として設定した。運営は、総括班・柱長会議を中心に行い、年2回の研究代表者会議および1回の評価のための研究進捗状況報告会により連携を維持した。若手研究者を活性化し支援するため、平成12年1月28-31日に若手カンファランスを開催し、発表、討論、交流をおこなった。研究支援事業としては、タンパク質解析に重要なペプチド合成をおこない、総括班から援助した。研究の進展を反映して200本近い希望があった。 研究は概ね順調に進展した。柱1及び柱2では、クローディンをはじめとする細胞接着、運動に関与する遺伝子群の解析が進み、またがん遺伝子のシグナル伝達の理解が進んだ。柱3,4では免疫学的研究、細胞死の解析などに著しい進展がみられた。また、柱5,6では新しい診断、治療を目指して、腫瘍血管の解析や白血病のがん遺伝子の作用機構の解析、薬剤耐性克服の研究やタンパク質の核輸送、核脱出の研究などが着実に進められた。
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