Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土屋 和雄 大阪大学, 工学部, 教授 (70227429)
嘉数 侑昇 北海道大学, 工学部, 教授 (60042090)
小林 重信 東京工業大学, 大学院・総合理工学研究科, 教授 (40016697)
伊藤 宏司 豊橋技術科学大学, 情報工学系, 教授 (30023310)
星野 力 筑波大学, 構造工学系, 教授 (30027130)
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Research Abstract |
創発性を中心概念とする進化と適応学習の原理を探求し,人工生命システムと生物型人工物の実現を目指すために,平成7年度より発足する重点領域研究「創発的機能形成のシステム理論」に備え,主要研究分担者により企画調査の研究を進めた。このために全体会合を3回開催(うち1回は研究集会も併催)し,また合計6回の研究分野ごとの各個研究調査と打ち合わせの会合を持った.これにより,当該研究分野における国内外の動向の把握につとめると共に,重点領域研究発足後の組織化と運営につき詳細を決定した.その概要は下記である. 1.研究の動向 関連する研究分野は世界的に益々注目を集めつつある.とくに人工生命の国際学会は1996年に日本において開催されることも決定したなど,この重点領域研究が発足することは時宜を得たものであることが再確認された.また,国内各学会においてもこの分野の認識が高まりつつある.また研究項目については申請時の5項目を大幅に修正する必要はない. 2.研究の推進と運営 研究推進のためには予定どうり総括班が中心となり,これに独立の評価委員を加える.また領域の国際性よりみて,外国人研究者の評価,意見が重要であり,とくに米国の研究者2名にその役割を依頼することとし,今後その実施方法について検討する.また運営については,その役割を,総括(会計を含む),広報,会議関係に3分する.広報はニュースレターを発行すると共に研究成果の公表などは,コンピュータネットワーク上で国際的に行う.このためのサーバの基本設計を完了した.全体の研究集会は年2回開催し,すでに平成7年8月に開催する計画に着手した.このほか関連の著名研究者4名を領域顧問として迎えると共に国立研究所等の関連若手研究者を班友として迎えることも検討する.
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