Project/Area Number |
06353013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Bioorganic chemistry
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
宗像 英輔 筑波大学, 応用生物化学系, 教授 (60072766)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤井 信孝 京都大学, 薬学部, 教授 (60109014)
木曾 良明 京都薬科大, 薬学部, 教授 (40089107)
大野 素徳 九州大学, 理学部, 教授 (30038434)
塩入 孝之 名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (20012627)
下西 康嗣 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (00029951)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 生体機能性ペプチド / ペプチド科学 / ペプチド合成 / 生体内信号 / ペプチド三次構造 / 構造活性相関 / 分子設計 / 重点領域 |
Research Abstract |
本研究は、生体機能性ペプチドの生理機能発現に関わる構造要因を詳細に解析し、ペプチドや蛋白質が関与する生理化学的現象の理解を深めると同時に、得られた知見をもとに機能性ペプチドの分子設計を行う方法論の確立をめざした新しい『重点領域研究』を興すための調査研究を目的とする。内因性の『生理活性ペプチドないし生体機能調整節ペプチド』は生物が恒常性を維持する上で、その多様な調節機能にいわば主役として関与している。本『総合研究(B)』では、ペプチドの多彩で他に見られぬ緻密精巧さ・合目的性に焦点をあわせ、機能構造を精密に解明すると同時に、得られた知見をもとに『機能性ペプチド』を分子科学的に設計する方法論の確立をめざすためにはどのように研究を展開するかについて、公開シンポジウムを開催し、議論を深めると同時に研究会議を行い、新しいペプチド科学のあるべき姿についての調査研究・討論を行った。その結果、従来とは視点を異にする『新しいペプチド科学』を構築することが重要であり、より迅速で極微量化された精度の高い分離・分析の技術、および高純度の目的物を得るための簡便なペプチドないし蛋白の化学合成法の開発が不可欠であるというような結論に達した。さらにまた、学際的な研究組織のもと、分子科学のレベルに立った生理学ないし薬理学からの作用発現機構の解析、そこで得られた知識を統合して先端的な『新しいペプチド科学』を創造し、ペプチドの持つ多様で特有な性質を規範とした有用な機能物質の開発に先導的役割を果たす方法論を確立することの必要性において研究組織構成員の認識が一致した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)