Project/Area Number |
06353017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Biophysics
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Research Institution | Okazaki National Research Institutes |
Principal Investigator |
北川 禎三 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 教授 (40029955)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江角 浩安 国立がんセンター研究所, 支所長 (70160364)
今井 嘉郎 大阪府立大学, 農学部, 教授 (60029949)
西野 武士 日本医科大学, 医学部, 教授 (40094312)
森島 積 京都大学, 工学部, 教授 (50026093)
前田 浩 熊本大学, 医学部, 教授 (90004613)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | NO合成酵素 / グアニレートシクラーゼ / NO-ヘム / チトクロムP-450 / 一酸化窒素 |
Research Abstract |
本総合研究班の班会議を平成6年10月14、15日に分子科学研究所で開催し、生体系におけるNOの合成と反応及びその検出に関する班員の研究成果を報告すると共に、世界の趨勢に関する情報を交換した。各班員の報告タイトルは下記の通りである。その後、重点研究の申請に関する討論に移り、本総合研究班の医学、薬学系と化学、生化学系を分類した方が焦点がはっきりするという結論に達した。従って重点研究班の班長予定者会議を別々に行うことにし、医学・薬学系は前田浩教授が、化学・生化学系は申請者が責任者となることにした。化学・生化学系は分野検討のために「酸素結合蛋白質の精密構造機構研究の新展開をめざして」というタイトルの研究会を平成6年12月5〜6日に分子研で開催した。そこでインフォーマルな討論を重ねた後、重点研究申請に向けて具体的な行動に移った。すなわち班長予定者による会合を東京と岡崎で4回もち、最終的には「生体機能における金属イオンの特異的作用の分子科学」と題する重点研究班を構成して申請案を作り文部省に申請した。 北川禎三:NO結合ヘム蛋白質の共鳴ラマンスペクトルと赤外を用いる新しいNOヘム検出法、森島積:亜硝酸還元酵素反応中間体のモデル研究 ニトロシル鉄(II)クロリンπカチオンラジカルについて、前田浩:炎症におけるNO生成の同定とその病態生理、江角浩安:神経型NO合成酵素mRNAの多様性について、西野武士:NOSの精製とcDNA発現の試み、高井克治:脳内アミン系神経伝達物質代謝回転の時空特性とNO、渋木克栄:NOとCOの脳機能、今井嘉郎:シグナル伝達とグアニレートシクラーゼ系の修飾、牧野龍:可溶性グアニル酸シクラーゼの活性調節、長野哲雄:NOの反応及びその検出、掘洋:NO-ヘム蛋白質のEPR、小林一雄:Peroxynitrite(ONOO^-)の反応性とその生理的意義
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