Project/Area Number |
06454588
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
矯正・小児・社会系歯学
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Research Institution | Tsurumi University |
Principal Investigator |
三浦 不二夫 鶴見大学, 歯学部, 教授 (90013789)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松浦 久 鶴見大学, 歯学部, 助手 (00181694)
戒田 清和 鶴見大学, 歯学部, 講師 (50139606)
平澤 忠 鶴見大学, 歯学部, 教授 (80064335)
桑原 洋助 鶴見大学, 歯学部, 教授 (30064348)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥6,200,000 (Direct Cost: ¥6,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥6,200,000 (Direct Cost: ¥6,200,000)
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Keywords | ストレートアーチワイヤー法 / 超弾性マルチフォース / エッジワイズ法 / 日本人成人男女正常咬合 / 歯列弓形態 / プリアジャスティッド ブラケット / プリフォームドアーチワイヤー / 三点曲げ試験 |
Research Abstract |
現在、最も広く普及しているストレートアーチワイヤーエッジワイズ法を生物学的基盤に基ずいた矯正治療法に改良し、より合理的な矯正治療法を確立する目的で本研究を行った。まず、日本人のためのストレートワイヤーブラケット、チューブを製作するための基準値を算出するために、現代日本人成人男女正常咬合者各23症例の模型を厳選し、三次元測定装置(模型計測及びデータ処理は小野測定器株式会社に依頼)により測定し、日本人の基準値を得た。同時に、日本人成人男女正常咬合者の平均的アーチフォームを男女別に算出、図形化し、プリフォームドアーチワイヤー製作のための基準を得た。算出された結果に従って上下中切歯から第二大臼歯までの日本人のためのプリアジャステッドブラケット、チューブ、上下男女別の超弾性マルチフォース・ニッケル-チタン・スクウェアー・アーチワイヤーを設計し、トミ-株式会社にその製作を依頼した。次いで、新しく製作したアーチワイヤーの超弾性特性を正確に把握するために、自動3点曲げ試験機を特注してワイヤーの特性を検査することとした。一方、現在矯正材料メーカー各社から市販されている超弾性アーチワイヤーと新しく製作したアーチワイヤーとの理工学的特性を比較検討するために歯科理工学教室の協力を得て、引張試験、曲げ試験を行った。他方、新しく製作したブラケット、チューブ、超弾性マルチフォース・スクウェアー・アーチワイヤーをタイポドントに適用し、I、II、III、級の不正咬合に対する矯正治療のフォースシステムを検討した。今後、これらを臨床に応用してその効果を検討する。
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