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運動による免疫機能の変化.サイトカインを介する制御機構に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06454626
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

河野 一郎  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤間 高雄  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (60212411)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Fiscal Year 1994: ¥6,600,000 (Direct Cost: ¥6,600,000)
Keywords運動 / 免疫 / サイトカイン / 細胞免疫 / 情報伝達物質 / 活性酸素種
Research Abstract

健康な成人を対象として運動負荷を行ないリンパ球機能、NK細胞機能、単球機能、などの免疫機能を測定すると同時に、インターロイキン、TNF、インターフェロンなどのサイトカインを分析した。この結果、運動により変化する免疫機能の内リンパ球やNK細胞活性などの変動に伴い、TNFなどのサイトカインおよびそのレセプターが変動することを示唆する成績を得た。この結果は免疫系の情報伝達物質として最も重要な役割を担っているとされるサイトカインの動態に運動が影響を与えことを反映する結果と推察され、運動による免疫系の変化の制御にサイトカインが関わっている可能性は高いと考えられた。現在、細胞培養系を用いてin vitroでの検討を進める段階にいたっている。
また、近年運動との関係が注目されている活性酸素も免疫を含めた生体防御機構に関連が深い。このことから運動による免疫系の変化に及ぼす活性酸素の影響をサイトカインとの関連を考慮しつつ検討した。この結果好中球の産生する活性酸素種は急性の運動負荷では負荷直後に上昇しその後低下するなどNK細胞活性に近い変動パタ-を示すことが明らかとなった。また、長時間の有酸素運動負荷では運動終了後も数日にわたって上昇を続ける傾向を認めた。この活性酸素種の産制にも情報伝達物質が関与しているとの報告もあり、運動による免疫機能変化の機序にはサイトカインを含めた情報伝達物質の関与が強く示唆された。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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