磁場中低温X線回折用超伝導マグネット装置の開発研究
Project/Area Number |
06555001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied materials science/Crystal engineering
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
渡辺 和雄 東北大学, 金属材料研究所, 助教授 (30143027)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桜庭 順二 住友重機械(株)総合技術研究所, 主任研究員
淡路 智 東北大学, 金属材料研究所, 助手 (10222770)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥8,200,000 (Direct Cost: ¥8,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥8,200,000 (Direct Cost: ¥8,200,000)
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Keywords | 液体ヘリウムフリー超伝導マグネット / 冷凍機冷却型超伝導マグネット / 高温超伝導体電流リ-ド / 低温X線回折 / 磁場中X線回折 |
Research Abstract |
スプリット型超伝導マグネットとして水平方向に10mmの室温ギャップがあり、垂直方向にφ52mmの試料用室温ボアを持つクライオスタット構造を製作した。マグネット用の線材としてTi添加Nb_3Snを用いて、エポキシ含浸型のワインド&リアクト方式でコンパクトなスプリット型超伝導マグネットを開発しあ。この超伝導マグネットは真空中の7Kの温度で動作できるように設計れている。熱侵入を極めて低減できるように高温超伝導体を電流リ-ドに応用し、非常にコンパクトな液体ヘリウムフリーのスプリット型超伝導マグネットを実現させた。励磁試験を行った結果、2Tまでの磁場発生が可能であった。さらに強磁場発生が可能である設計なので、スプリット型超伝導マグネット装置の応力状態やその時のNb_3Sn線材に加わる歪を検討している状況にある。次年度に磁場中低温X線回折として完成させるために、X線回折装置を申請中である。非常にコンパクトなスプリット型超伝導マグネット装置を開発したので、次の段階としてこのX線回折装置との組合せの詳細検討が必要となる。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)