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血液型センサーの開発研究

Research Project

Project/Area Number 06557033
Research Category

Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Legal medicine
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

古川 研  群馬大学, 医学部, 教授 (90008227)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中島 たみ子  群馬大学, 医学部, 助手 (40008561)
松木 孝澄  群馬大学, 医学部, 助教授 (10126617)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
KeywordsABO式血液型 / 抗原抗体反応 / 免疫電極 / 酵素抗体法 / 免疫センサー
Research Abstract

過去3年間の試験研究の成果によって、抗原抗体反応を電気的に検知するには、酸素電極を用いた酵素抗体法が最も適していることが明らかになった。そこで、血液型センサーの抗原抗体系として、抗原には血液を標準に選び、抗体の選択と反応系について検討した。抗原抗体反応及び酵素基質反応の2段階反応を効率よく行わせるため、直接法として、抗原-酵素標識抗体-酵素基質-酵素発生-酵素電極の電圧変化を検知する方法と、所謂サンドイッチ法で抗体膜-抗原-酵素標識抗体-酵素基質-酵素発生-酵素電極の電圧変化を検知する方法の二つの方法を採用した。
1)抗体は抗H、抗A及び抗Bポリクローナル及びモノクローナル抗体または植物凝集素レクチンについて比較した。結果は高力価の濃縮モノクローナル抗体が均質で、反応感度もよいことが判明した。
2)抗体に結合させる酵素としては、酸化還元反応に関与するペルオキシダーゼ、グルコースオキシダーゼ、カタラーゼを比較した。結果は、ペルオキシダーゼが、現在酵素抗体法の主流であること、酵素の基質との微量の反応酸素を電極で検知するのに適していることなどから、最も優れていると判断した。
3)抗原-酵素標識抗体-酵素基質-酵素発生-酵素電極の電圧変化を検知する直接法と抗体膜-抗原-酵素標識抗体-酵素基質-酵素発生-酵素電極で電圧変化を検知する所謂サンドイッチ法との比較では、サンドイッチ法が反応による微量の酸素を検出するのに優れていることがわかった。
抗体にはモノクローナル抗体を、酵素抗体法の酵素としてペルオキシダーゼを用い、検出方法としては抗体膜に抗原を反応させてから酵素抗体法を行うのが、血液型センサーの開発に適しているというのが結論である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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