Project/Area Number |
06559003
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research (B)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
広領域
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
杉下 守弘 東京大学, 医学部(医), 教授 (10114513)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐久間 一郎 東京電機大学, 助教授 (50178597)
関本 荘太郎 東京大学, 医学部(医), 助手 (00010059)
鈴木 一郎 東京大学, 医学部(医), 講師 (30162928)
|
Project Period (FY) |
1994
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
|
Budget Amount *help |
¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
|
Keywords | 動画像刺激装置 / 眼底カメラ / 眼底 / 中心窩 |
Research Abstract |
1、動画像刺激装置の開発に関して 超小型TETアクティブマトリックス型液晶パネルを眼底カメラCPP-1に組み込むことで動画像刺激を可能とする装置の開発に成功した。液晶パネルはNTSCビデオ信号により駆動可能である。 2、刺激画像生成ソフトに関して マッキントッシュ・パーソナルコンピュータと動画像刺激装置を連動させることに成功した。その際、パーソナルコンピューターと動画像刺激装置の時間のタイミングを取ることが困難であったが、調整回路の開発で可能とした。それにより、マッキントッシュ上で動く画像処理ソフトを利用できる環境を整えた。刺激画像は市販のソフトで作成する事が可能となった。作成画像は、眼底に直接呈示する事が可能である。刺激作成が容易となり、実験計画の立案と実施が簡便になった。 3、中心窩を推定する画像処理手法に関して 周辺の網膜血管の分岐位置から中心窩の位置を推定する自動システムの開発に成功した。ただし、精度は2度と改良の余地を残している。一枚一枚を処理するシステムは精度が高く、それに関しては、画像強調・エッジ処理システムを開発する事で、簡便化に成功した。 4、実用性の検討に関して 同器機を、半側失読と純粋失読患者へ応用した。リアルタイムでの動きを持つ画像での処理過程を観察できることより、実生活に近い形での評価が可能となっている。同器機が臨床検査としても有用であることを示す結果である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)