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耐久財独占とモデルチェンジの関連についての理論的・実証的研究

Research Project

Project/Area Number 06630043
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 経済政策(含経済事情)
Research InstitutionOsaka University of Economics

Principal Investigator

松岡 憲司  大阪経済大学, 経済学部, 教授 (40141668)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 1994: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywordsモデルチェンジ / 製品差別化 / コースの推論 / ロケーション・モデル / 自動車産業 / 耐久財 / 技術進歩 / 陳腐化
Research Abstract

本研究は、耐久財独占モデルにおいて賃貸とならんで「コースの推論」を回避する方法としてモデルチェンジの問題を理論的・実証的に考察したものである。
計画的陳腐化としてのモデルチェンジは、自社が過去に生産した製品との差別化である。本研究では主にこの問題を考察する計画であった。しかし研究を進める中で、モデルチェンジついてよくいわれている他社との製品差別化の側面が、やはり重要な意味を持っていおり無視できないと考え、この側面も考慮することとした。
理論分析と平行して行ったメーカーの開発担当者へのインタビュー調査によると、モデルチェンジを行う動機としては、ライバルメーカーとの技術競争への対応や、そのモデルへの設備投資コストが重要な役割を果たしているということであった。
そこで日本車および外国車の主要モデルのモデルチェンジのサイクル、および盛り込まれた新技術のデータを整理した。これにより、よく言われているように同じタイプの外国車に比べ、日本車のサイクルが短いことを確認した。その結果の一部は、「製品差別化と競争」に発表した。また、パネルデータを用いてモデルの月齢と売上高の関係を計測したところ、一般的にはモデルの古さと売上高の間に負の傾向を見いだすことは出来なかった。これは、理論分析では単純化のために完全独占の市場構造を想定したが、わが国の自動車産業は競争的であるためと思われる。このような競争の要因を考慮するために、販売台数の対前年同月比を被説明変数とし、説明変数としてモデルチェンジ経過後の月数、メーカーの市場シェア、同一セグメント内でのそのモデルのシェアを用いた仮説モデルを設定した。データの入力は終わり、計量分析を行っているところである。計算結果が出しだい学会誌などに発表する。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 松岡 憲司: "製品差別化と競争(新庄造二編『産業組織論』所収)" 有斐閣, 342,(109-129) (1995)

    • Related Report
      1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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