Project/Area Number |
06630081
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Commerce
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
下川 浩一 法政大学, 経営学部, 教授 (70061075)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 1994: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 自動車販売流通システム / 系列販売 / 系列フランチャイズシステム / マルチフランチャイズ / オートモ-ル / 業態開発 / Block Exemption |
Research Abstract |
日本の自動車販売流通システムにおける系列販売については、アメリカでも過去において系列フランチャイズシステムが存在したことや欧州では依然としてBlock Exmptionの名の下に排他的チクトリー販売が維持されているために、また自動車という高額商品でブランド車種ごとに厳重に管理されたアフタ-サービスや補修部品の供給が不可欠であるという特殊事情のためその存在理由が強く主張されてきた。本研究は日本における系列フランチャイズ流通システムが一つは外国車の販売拡大と外国車併売ディーラーが増加する傾向にあると及びマルチフランチャイズによりディーラー経営の商業集積を計るオートモ-ルという新しい業態開発が進もうとしていることを踏まえて、今後予想される流通革新にどのように対応することになるかを検討した。この点ではオートモ-ルによる業態開発について先進的経験を有するアメリカの事例であるとかBlock Exemptionが西暦2000年で廃止される動きがある欧州の事例などとの国際比較を試みた。そういった中で日本では徐々にではあるが脱系列の動きが強まり自動車メーカーとデイーラー双方の側からする値引き販売や訪問販売への過度依存による流通販売効率の低下にメスを入れる動きがみられこのような動きが広まった場合の自動車流通システムの予想される変化についても検討を加えている。
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