Project/Area Number |
06650206
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Fluid engineering
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Research Institution | Chubu University |
Principal Investigator |
椿下 庸二 中部大学, 工学部, 教授 (00116063)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | Noise Reduction / Numerical Analysis / Wave / Unsteady Flow / Finite Difference Method / Sound Radiation / Duct Acoustic |
Research Abstract |
空調装置などのようにダクト開口端からの騒音の低減は,環境問題でも重要な課題の一つになっている.以下に報告する研究実績はすべてダクトからの騒音低減の数値シミュレーションに関している. 著者は,まずダクト内部に膨張型空洞部を設け,その空洞部の寸法を変化させ,ダクト内部音場特性を調べた.その結果,特定の空洞部半径に対し消音器として有効であることがわっかた.これに関しては「ダクト内の音場への空洞部の影響」と題して機械学会論文集に発表した.次に,ダクト開口端でのフランジの有無およびその形状,位置による開口端からの音の放射とその外部放射音場特性に及ぼす影響について数値解析した.これについては,JSME International Journalに「Finite Difference Solutions to Sound Radiation from Cylindrical Ducts」と題して発表した.さらに,ダクト開口端に空洞部を取り付けることにより外部放射音場への音の低減が可能であることを明らかにした.これについては,第26回流体力学講演会において「トンネル出口形状の音波放射に及ぼす影響」および第8回数値流体力学シンポジウム講演会にて「外部放射音場へのダクト出口空洞部の影響」と題して発表した.ダクト管内音場では従来より,管壁が固定壁としてモデル化されているが,実際には内部音場と連成し管壁も微小であるが振動する.この問題に対し,「弾性壁円管内の音の伝播特性」と題して第8回数値流体力学シンポジウム講演会にて発表した.
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)