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¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Research Abstract |
粒子群を扱う基礎研究,産業技術分野は広範であり様々な粒子情報取得法,評価法が提案されている。粒子情報としてはグローバルあるいは局所の粒子径分布,平均粒子径,粒度分布関数等である。これら情報の取得には非接触・実時間型測定機器が主流になりつつある。レーザー回折法,位相式レーザードップラー法,画像イメージ法等でありそれぞれ長所・短所を持っている。これらの測定機器より得られる粒子径の持っている物理的意味が異なるために統一的な評価が出来ないことが難点になっている。本研究では出来得る限り既知の粒子群を採用しての測定機器間の相関をもとめ粒子径評価の基準となる相関係数の作成の可否を検討する。下記項目について実験的研究を実施した。 (1)NIST検定レチクルによるレーザー回折法・画像イメージ法による粒子情報の相関 (2)液体噴霧群によるレーザー回折法・位相式レーザードップラー法による粒子情報の相関 (3)単分散LATEX標準粒子によるレーザー回折法・位相式レーザードップラー法・画像イメージ法による粒子情報の相関 粒子情報としては粒度分布,ザウタ-平均粒子径,各種メディアン粒子径,算術平均粒子径,ロジンラムラ-代表粒子径,標準偏差等である。 静止状態に相当するNIST検定レチクル利用よる測定ではレーザー回折法,イメージ法が有効であり重量基準のメディアン粒子径,ロジンラムラ-代表粒子径は顕微鏡実測値に一致する。ザウタ-粒子径については回折法の信頼性に課題が残されている。単分散粒子群の場合には「レーザー回折法」,「位相式LDV法」,「画像イメージ法」各方法において重量基準メディアン粒子径がほぼ一致し相関のあることが得られたが、さらに多分散粒子による検証が必要である。
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