M系列を用いる非線形システムのVolterra核の同定
Project/Area Number |
06650475
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
計測・制御工学
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
柏木 濶 熊本大学, 工学部, 教授 (30040380)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂田 正登 熊本大学, 工学部, 助手 (20040652)
山口 晃生 熊本大学, 工学部, 助手 (50230363)
原田 博之 熊本大学, 工学部, 助教授 (90145285)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | M系列 / 同定 / 非線形システム / 相関 / 擬似不規則系列 |
Research Abstract |
非線形システムのVolterra核を求めるのに、M系列を入力し、出力との相互相関関数を求め、M系列のシフト加法性を利用して、Volterra核の3次までの核を求める方法についき研究を行った。その結果、得られた新たな知見は次の通りである。 1.現在知られているすべてのGF(2)上の原始多項式について、Volterra核の2次及び3次の断面を求めるのに適したM系列の探索を行い、使用できるM系列を得ることができた。 2.従来の筆者等の研究で、Volterra核の一つの断面を求めるには、一周期分のM系列を入力して出力を観察する実験を1回行う必要があったので、多数の断面を求めるには多数回の実験を行う必要があった。これでは実験上不便であるので、一回の実験ですべての断面をもとめることのできるM系列を探索した結果、複数個のM系列を見出すことができた。 3.この見出したM系列を用いて、同定実験のシミュレーションを行った結果、正しくVolterra核が求められることを確かめた。 4.この方法を用いると実時間で、つまりM系列を一周期分入力し出力を観察し終わった時点ですべてのVolterra核の断面が求められるシステムをシミュレーションにより構築することができた。 5.フィードバックを有する複雑な非線形システムのVolterra核を同定するシミュレーションを行い、複雑なシステムであっても本方法によりVolterra核が測定できることが確かめられた。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)