Project/Area Number |
06650532
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geotechnical engineering
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Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
本城 勇介 長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (10251852)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
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Keywords | 逆解析 / ジオトモグラフィー / 赤池の情報量規準 / 広域地下水モデル / 地盤工学 |
Research Abstract |
今回の研究では過去の成果を踏まえ、単年度で「拡張ベ-ズ法」による地盤工学逆解析問題の一応の理論的基礎を確立することを目標とし、次に諸点を達成した。 (1)基礎理論の明確化:当該研究者が開発してきた赤池の情報量統計学に基づく「拡張ベ-ズ法」による逆解析手法を、土質工学会の機関誌「土と基礎」(発行部数約1万2千部)に講座と言う形で、12ページの解説記事を書く機会があり、本研究成果のより整った形での体系化を行うことができ、また普及を計ることが出来た。 (2)理論の応用:本理論の応用、また理論のさらないる改良を指向して、ジオトモグラフィーの実データ2例の解析、新潟県六日町地下水モデルの同定、杭の載荷試験データの解析の3例を実施し、それぞれ有用な知見を得た。これらは順次公表して行く予定である。いずれの解析例においても、本方法(拡張ベ-ズ法)は極めて合理的な逆解析法であり、パラメーター値の推定とモデルの同定に有効であった。 (3)汎用型の地盤工学逆解析メインプログラムの開発:本定式化では、どの様な解析モデルであっても、それがサブルーチンプログラムとして与えられれば、逆問題として定式化する事が出来る。その限りでは、各問題はモデル・パラメーターを変数とする関数であり、この関数に対し拡張ベ-ズ法に基づくて汎用プログラムの作成が可能である。また、このようなプログラムを開発すれば種々の地盤工学逆問題の体系的な応用研究に道を開くことになる。このようなプログラムを開発し、大学院の講義で用い、その汎用性を試験した。また、土質工学会の「地盤工学における逆解析」研究委員会を通じ順次公表して行く。なお、今回の研究で購入を許して頂いたEWSは、研究遂行上極めて有効であったことを述べ、深謝の意を表したい。
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