地下利用が創出する空間的価値と技術的課題に関する研究
Project/Area Number |
06650536
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geotechnical engineering
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
京谷 孝史 名古屋大学, 工学部, 助教授 (00186347)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 葉 名古屋大学, 工学部, 助手 (00220351)
林 良嗣 名古屋大学, 工学部, 教授 (00133091)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Keywords | 地下空間利用 / 都市のアメニティ / 地上への波及効果 / 環境影響評価 |
Research Abstract |
本研究では、地下空間を利用した都市空間の3次元的展開の理念および実現方法を考えていくための基礎的認識の確立を目的として、地下利用の積極的な意味、社会的効用を内外の事例分析を通じて明らかにするとともに、そうした視座から見据えて、調査、掘削、構造物の構築、さらには環境影響評価までの一連の技術の在り方、克服すべき課題などについて、以下のような内容にわたる分析・整理を行った。 (1)イギリス、フランス、ドイツ、北欧諸国において、地下空間が、どのような目的で利用され、その結果、どのような社会的効用を生み出しているか、地上と地下を一体として美しく快適な都市空間をどのように作り出しているか、等について調査し、日本の現状と比較・分析を行った。 (2)地下構造物の建設による地上構造物の沈下、振動の波及、汚濁物質の拡散・移流といった諸悪影響を防止する技術が、どの水準にあり、実際にどのように適用されているか、また、どのような工学的技術が不足しているかを調査し、国際比較を通して整理した。 (3)(1)、(2)の分析結果を踏まえ、我が国における地下利用について、今後積極的に評価すべき社会的効用について分析・整理するとともに、そこに関わる地盤工学上の課題、例えば、a)都市の地下掘削における工学的問題点;b)地下空間デザインにおいて要求される技術;c)建設コスト低減、等の問題点と解決すべき方向を検討・整理した。 (4)(1)から(3)の検討作業を踏まえ、将来にわたる地下空間有効利用のための都市の3次元的空間整備の考え方および技術発展の方向を整理・明確化した。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)