Project/Area Number |
06650661
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Architectural environment/equipment
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Research Institution | Shibaura Institute of Technology |
Principal Investigator |
南野 脩 芝浦工業大学, 工学部, 助教授 (20052805)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 必要換気量 / 室内空気汚染 / 空気質 / CO_2濃度 / CO濃度 / 浮遊粉じん濃度 / 臭い / 検者 |
Research Abstract |
本研究は単年度限りのものであり、研究目的を達成するために研究実施計画にしたがって研究を進めた。研究実績の概要は、次のとおりである。 1)外気取入量の正確な把握 在室者が居る状態で外気取入量を測定するために、トレーサーガスとしてSF_6を用いた。事務室における実態調査では、ガスの減衰より正確に測定はできたが、初期条件を設定する際の方法としては、別の方法(例えばダクトの部分での風速測定)を併用する必要があることが確認された。 2)実際の事務所ビルでの調査 6ケ所の事務所ビルにおいて、一人当たりの外気取入量の基準値を30cm^3/h人とし、この値の1/2、1/3、1/4になるように設定した。大半のビルでは、空調器に接続されているダクトのダンパーでは、外気量をしぼりこんで正確な値に微調整することはできなかった。空気室(IAQ)について、被験者(在室者)及び検者(在来者)によるアンケート申告をおこなった。同時に空気環境要素について測定をおこなった。アンケート申告結果と空気環境要素との関係から、次のような結果がえられた。 (1)一人当たりの外気取入量として、現在の基準値は妥当であることが確認できた。 (2)事務所ビルにおける空気質の指標として、現在CO濃度を用いているが、指標性として再検討が必要と思われる。
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