Project/Area Number |
06670023
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General anatomy (including Histology/Embryology)
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
福本 哲夫 山口大学, 医学部, 教授 (00040171)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳田 信子 山口大学, 医学部, 助手 (70227578)
沢田 知夫 山口大学, 医学部, 講師 (90187295)
藤倉 義久 山口大学, 医学部, 助教授 (10165368)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | rat / fetal liver / monoclonal antibody / immunohistochemistry / thymus / lymphocyte / hematopoiesis / hepatocyte |
Research Abstract |
造血巣は哺乳類では個体発生では卵黄嚢から胎児(仔)肝を経て、出生後は骨髄やリンパ組織にてみられる。胎児(仔)期に肝臓において造血が行われることの意味を明らかにすることは難しいが、胎仔肝における造血巣の変化を解析することはできる。既に代表者は、ラット胎仔肝における造血に関して、幼若な肝実質細胞(hepatocytes)と造血系細胞との細胞間相互に作用について、胎仔肝にある造血系細胞並びにhepatocyteに対するモノクローナル抗体を用いてflow cytofluorometry及び免疫組織化学的手法を用いて解析してきた(Biomed.Res.1992)。今回は造血系細胞並びにhepatocyteの細胞増殖について解析し、両細胞間での増殖の位相を検討した。その結果、増殖の指標となるBrdUの取り込みは胎令16日頃が極めて高く、18日令では低下していることがわかった。このことはラット胎仔肝において、造血系細胞数が胎令18日を境に急速に減少して行くこととよく一致していた。また申請者らのグループは胎仔肝の細胞を更によく解析するため、胎仔肝細胞を免疫原として新たなモノクローナル抗体UB-18及びUB-19、HAM 10及び11を作製した。今後はこれらの抗体を用いて胎仔肝細胞について、更に解析を進める予定である。なお、これらの解析を行うにあたってはラット胎仔肝の細胞調整などのために設備備品として今年度購入できた実体顕微鏡が有用であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)