Project/Area Number |
06670033
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General anatomy (including Histology/Embryology)
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
澤田 元 横浜市立大学, 医学部, 教授 (90101112)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
矢間 太 横浜市立大学, 医学部, 助手 (00254160)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | 精巣 / 細胞外マトリックス / 免疫組織化学 / ラミニン / フィブロネクチン / コラーゲン / 組織培養 / 細胞接着 |
Research Abstract |
精巣に存在する30kDa細胞外マトリックスタンパクが精細管の基底膜や、間質の細胞外マトリックス、マクロファージに存在することが免疫組織化学的に光学顕微鏡、電子顕微鏡レベルで判明した。またこのタンパクは精巣のSertoli細胞、筋様細胞に対し接着活性があることを示された。 精巣の細胞外マトリックスの主要タンパク、ラミニン、フィブロネクチン、IV型コラーゲン、ヘパラン硫酸プロテオグリカンなどの局在を新しい免疫電子顕微鏡法であり、従来法よりも感度、分解能ともに高いnanogold法を用いて調べた結果、これまで精細管と筋様細胞の間には見られないといわれていたフィブロネクチンがこの部位に存在すること、基底板の主要成分であるIV型コラーゲンとラミニンと常に共存するわけではなく、IV型コラーゲンがラミニンの見られない筋様細胞の内側の細胞膜に接して存在し、しかも連続的ではなく、パッチ状に分布していることなどが示された。この結果を現在もう一つの信頼性の高い免疫電子顕微鏡法である凍結超薄切片法で確認している。 精巣の細胞は特定の条件(回転培養など)の下で元の組織を思わせる構造に再構築されていく、新しく非接着性の基質の上で培養することで迅速に同様の再構築が起こることがわかった。この方法では24時間でSertoli細胞が内側に、筋様細胞が外側に配置した同心円上の構造を形成し、かつ一部の細胞の間には基底板様構造がすでに形成されつつあった。このシステムを用いて、様々な因子の及ぼす作用を検討している。細胞外マトリックス成分の内では抗フィブロネクチン抗体が顕著な形態形成の抑制作用を示した。ラミニン、IV型コラーゲン等に対する抗体は際だった作用は示さなかった。今後細胞内での変化についても追求していく予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)