Project/Area Number |
06670151
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
太田 成男 日本医科大学, 老人病研究所, 教授 (00125832)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | アポトーシス / 細胞死 / bcl-2ファミリー / bcl-x / Bcl-x / PC12 / スプライシング / IL-3 |
Research Abstract |
bcl-xはアポトーシスを抑制する遺伝子bcl-2類似遺伝子として分離された。選択的スプライシングにより3つの型を形成し、bcl-xα(bcl-xL)はアポトーシスを抑制し、bcl-xγ(bcl-xS)とbcl-xβはアポトーシスを促進した。 (1)Bcl-xβはスプライトされないmRNAより生成され、小脳のプルキンエ細胞や心筋で発現している。プロミエロイド細胞FDC-P1はIL-3非存在下では典型的なアポトーシスが誘導される。Bcl-xβを発現させるとIL-3存在下でもDNAの断片化が見られ、アポトーシスが促進されていることがわかった。同時にIL-3非存在下でも細胞増殖が停止せずにS期の細胞が増えていた。そのため、培養の条件によってはIL-3非存在下で細胞数が増加し見かけ上アポトーシスを抑制しているように見える時もあった。 (2)Bcl-xαとBcl-2の機能的違い FDC-P1細胞は細胞周期停止剤であるaphidicoline(S期で停止させる)やTN-1(M期で停止させる)で処理するとアポトーシスが誘導されることを見いだした。このアポトーシスはbcl-xαでは顕著に抑制されたがbcl-2では抑制されず、アポトーシスの誘導法によって、bcl-xαとbcl-2の抑制に関し明らかな差がみられた。 (3)PC12のアポトーシスの制御 PC12はラット副腎細胞由来細胞株でNGFの作用で交感神経様に変化する。また、NGF非存在下、血清非存在下ではアポトーシスによって細胞は死ぬ。Bcl-xβとBcl-xγを発現させたPC12ではいずれもNGF存在下でもアポトーシスが誘導された。
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