Project/Area Number |
06670722
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Circulatory organs internal medicine
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
石川 雄一 神戸大学, 医学部, 教授 (90159707)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 隆弘 神戸大学, 医学部附属病院, 助手 (20263379)
白河 卓 神戸大学, 医学部, 助手 (30171044)
川原 康洋 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (80169755)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | リポ蛋白(a) / 動脈硬化 / 細胞増殖 / 血管平滑筋細胞 / 血管内皮細胞 / 分子生物学 |
Research Abstract |
1。血管壁細胞の増殖と遊走におよぼすLp(a)の効果 (1)Lp(a)のラット培養大動脈平滑筋細胞の増殖能に対する効果をLDLと比較したところ,Lp(a)はlnMEGF存在下で増殖能を亢進させ、その作用はLDLよりも強かった。遊走能に大してはLp(a)、LDLともに作用を示さなかった。 (2)ヒト培養臍帯静脈内皮細胞の増殖能はLp(a)、LDLの添加で亢進したが、その作用はLDLの方が強かった。 (3)(1)と(2)の結果を考え合わせると、Lp(a)は内皮細胞の増殖に比較し血管平滑筋細胞をより強く増殖させるため、動脈硬化を促進するリポ蛋白であると考えられた。現在その情報伝達経路を研究中である。 2。Lp(a)のコレステリルエステル(CE)蓄積作用 血管壁細胞においてLp(a)の取り込み実験を行なった。Lp(a)は内皮細胞内のCE含量は増加させなかったが、血管平滑筋細胞内のCE含量は増加させた。このことはLp(a)は動脈硬化発症に促進的に働くことを示唆した。 3。Lp(a)遺伝子の発現に関する研究 血中Lp(a)値が高値を示す虚血性心疾患患者3名と、正常者2名より採血しDNAを抽出した。制限酵素EcoR1でdigestionし、既報のapo(a)の5'flaking regions1432bpに相当する合成primerを用いてPCR法で増幅した。KpnIとBglIIでdigestionし、fragmentを得た。picca gene basic plasmidに挿入し、HepG2細胞にtransfectし、IL‐6刺激下及び非刺激下におけるLuciferase activityを測定した。IL‐6刺激下でLuciferase activityは上昇し、IL‐6responsive elementがあることが初めて実証された。現在固体間の比較を検討中である。また種々のサイトカイン、性ホルモンの効果を解析する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)