Project/Area Number |
06671163
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Kidney internal medicine
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Research Institution | Kawasaki Medical School |
Principal Investigator |
大澤 源吾 川崎医科大学, 医学部, 教授 (00018368)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斉木 豊徳 川崎医科大学, 医学部, 助手 (30235014)
佐々木 環 川崎医科大学, 医学部, 助手 (30187124)
北野 裕一 川崎医科大学, 医学部, 講師 (60177855)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 糸球体上皮細胞 / Basic Fibroblast Growth Factor(FGF2) / Bowman嚢上皮細胞 / メサンギウム細胞 / FGF受容体 |
Research Abstract |
1.癒着病変形成におけるbasic Fibroblast Growth Factor(FGF2)の役割 Puromycin腎症モデルにおいて、障害糸球体上皮細胞質にFGF2が染色され、その蓄積が推測され、障害が進行すると電子顕微鏡観察にて糸球体上皮細胞膜が破れている像が認められる。また同部位対側のBowman嚢上皮細胞にFGF2,FGFR1-4のmRNAが発現し、増殖している像が観察された。以上から癒着病変形成の機序に、何らかの機序により糸球体上皮細胞に蓄積したにFGF2が、障害により細胞外に放出され対側のBowman嚢上皮細胞に作用し、増殖を促すこと、あるいはBowman嚢上皮細胞自体がautocrineとして作用することにより癒着病変を形成している可能性を明らかにした。 2.抗Thy1.1腎炎でのFGF2の役割 既に本モデルにおいて、FGF2がメサンギウム細胞障害後の初期再生に関与することが明らかにされている。in situ hybridization法により、経時的にFGF2とFGFR1-4のmRNAの局在を明かにし、それがメサンギウム増殖部位に発現しており、メサンギウム細胞に対しにautocrineやparacrineとしてFGF2が作用することを明らかにした。 3.腎糸球体発生過程でのFGF受容体の発現 後腎組織から糸球体が発生する過程において、糸球体形成部の集合管と遠位尿細管にFGF受容体の1-4のmRNAが発現していることを、in situ hybridization法により明らかにし、腎臓の発達過程において尿細管延長による腎臓増大に関与する可能性を明らかにした。 今後の展望 上記の結果から、1)糸球体上皮細胞障害、2)メサンギウム細胞増殖、などの対しFGF2を中心とした診断法、治療法、特に遺伝子治療を確立する。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)