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立体的画像解析を用いた冠動脈バイパスグラフトの経年的「質的評価」に関する研究-コンピュータ3次元イメージを用いた解析-

Research Project

Project/Area Number 06671357
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Thoracic surgery
Research InstitutionNara Medical University

Principal Investigator

森田 隆一  奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (80157908)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywords立体的画像解析 / 冠動脈バイパスグラフト / コンピュータ3次元イメージ
Research Abstract

シネ画像をA/D変換してcomputor入力し,デジタル画像処理を用いて冠動脈バイパスグラフト造影の血流情報を画像定量化し、グラフトの「質的評価」を試みることを目的に研究計画をすすめてきた。とりわけ本年度は,2次元のシネフィルム画像を利用してそのグレースケール値から3次元イメージを構築する方法を考案し,より操作性のよい画像処理システムを構成することを大きな目標とした。
本システムでの画像入力システムは,シネフィルム画像のグラフト造影像を既設のprojectorELMO35BHから,画像取り込みシステム Nikon社 LS-3510AFと画像解析処理ボードを介して既設のパーソナルコンピュータMacintosh Centris650に入力する方式とした。
入力された画像dataはPICTファイルとして保存した。シネフィルム画像のグレースケールによる濃度差を利用して、mask-modesubtractionにより造影剤のみの画像を得,そのdigital値から解析してオブジェクトデータに変換し、マッキントッシュのCADデータに展開することにより3次元化を試みた。CADソフトはデータを立体化するだけでなく、画像の立体的回転や視点の位置の変更が容易であるため、あらゆる角度からのパースを表示することが可能となる。
今回の画像データ処理にはパーソナルコンピュータMacintosh Centris650を利用したが、作業環境としてのハンドリングの容易さ、簡便さは良好であったが、扱う画像データのデータ量の多さに比べ計算スピード,表示の速さには問題があり,保存する画像データ圧縮の方法にもまだ課題を残している。また、構成した立体画像のノイズを少なくしてなめらかさを増すためにはその撮影条件に加えて、入力のグレースケールをいかに設定するか等、まだ引き続き検討を要する。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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