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骨腫瘍の骨破壊機序の解明-骨巨細胞腫とサイトカインの役割

Research Project

Project/Area Number 06671490
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthopaedic surgery
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

斉藤 聖二  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (50124946)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords骨巨細胞腫 / interleukin-4 / macrophage colony-stimulating factor
Research Abstract

骨巨細胞腫細胞を用いてサイトカインの役割を検討した。
壊死の無い良好な骨巨細胞腫から蛋白分解酵素を用いて細胞を採取し、半日後に接着を確認後、培養細胞を固定して、得られた全細胞数の中で巨細胞の占める比率を鏡視下に計測した。比率は23、5±0、6%(材料数は14例、5、6%-37、4%の比率である)であった。10%FBS,DMEM培地では約5日間の培養によって巨細胞数は半減した。一代の継代によってほぼ95%の巨細胞が消失した。
培養巨細胞中にサイトカインを加えて、培養細胞を固定後に巨細胞数を検索した。コントロールはサイトカインを加えない巨細胞細胞を用いた。サイトカインは培養開始時に添加した。培養開始時、3日後及び7日後に巨細胞数を計測した。A)interleukin-3とinterferon-γ(症例数は3例)培養開始時には、27、4%(症例A)、31、5%(症例B)、16、8%(症例C)であったが、培養3日後には、それぞれ16、7%、11、5%、9、7%となった。培養7日後では3、4%、0%、3、2%となった。コントロールのサイトカインを加えない巨細胞細胞もほぼ同じ傾向を示した。B)interleukin-4とmacrophage colony-stimulating factor(症例数は3例)培養開始時には27、9%(症例A),30、4%(症例B)、18、3%(症例C)(この3例ともに実験Aと同一症例であるが、サンプリングによっては必ずしも同じ数値にならなっかた)であったが、培養3日後には、それぞれ30、4%、32、5%、18、4%となった。培養7日後では、更に増殖がみられ、細胞の胞体の体積の拡大が観察された。7日後の細胞数は30、1%、33%、25、8%となった。コントロールのサイトカインを加えない巨細胞細胞は7日後には殆ど消失した。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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