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破骨細胞表面を認識するモノクローナル抗体の走査型電顕による免疫組織化学的研究

Research Project

Project/Area Number 06671818
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Morphological basic dentistry
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

永田 健吾  九州大学, 歯学部, 助手 (90189134)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 久木田 敏夫  九州大学, 歯学部, 助教授 (70150464)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords破骨細胞 / 細胞分化 / 免疫組織化学 / 反射電子像
Research Abstract

破骨細胞の分化に関する形態学的研究は骨芽細胞を始めとする間質細胞と破骨細胞の相互作用など数多く報告されている。しかし単一切片による観察では破骨細胞が非常に大型の細胞であるために組織内における各細胞の相互関係の詳細には理解しにくい。そこで本研究は走査型電子顕微鏡(SEM)と免疫組織化学的手法を組み合わせて電顕レベルの微細構造と光顕レベルの広範囲な視野の観察を試みた。
新生仔ラットの腹腔にモノクローナル抗体Kat1(当教室で作成、培養系で破骨細胞様細胞の細胞膜表面を認識)を投与し、翌日固定,脱灰終了後OCTコンパウンドに包埋6μmの凍結連続切片(脛骨)を作成した。Kat1抗体の分布状態を可視化するために免疫組織化学(イムノゴールド法)を行いSEM観察用の試料とした。
観察した部位は破骨細胞が多く存在している脛骨の骨端軟骨付近の骨梁である。Kat1の染色部位は標識した金コロイドの反射電子像で容易に観察することができた。同部位を二次電子像で観察すると大型の細胞(破骨細胞)の背側面の細胞膜表面や基底部の刷子縁に陽性像が見られた。
本研究で応用した連続切片による免疫SEM法は細胞の機能状態を反映する特異抗体の分布状態を反射電子像で観察し、通常の二次電子像と組み合わせて解析する有効な方法である。今後はKat1抗体ばかりでなく既知の抗体を用いることによって破骨細胞を含む骨組織についての総合的な理解を深めることが必要である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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