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Campylobacter rectus の表層タンパクの遺伝子解析

Research Project

Project/Area Number 06671910
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Conservative dentistry
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

宮本 学  岡山大学, 歯学部, 助手 (40252978)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 磯島 修  岡山大学, 歯学部・附属病院, 講師 (90176256)
村山 洋二  岡山大学, 歯学部, 教授 (50029972)
Project Period (FY) 1994 – 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
KeywordsCampvlobacter rectus / S-layer / 表層タンパク質
Research Abstract

1.C.rectus 遺伝子の塩基配列の解析
クローニングしたC.rectus ATCC33238株のS-layer 遺伝子クローンのインサートDNAを、塩基配列の解読に供した。その結果このクローンのインサートにこの蛋白質遺伝子に相当するオープンリーディングフレームが存在した。全塩基配列は、いまだ解読されていない。しかしながら、解読した範囲の塩基配列に対応するアミノ酸配列より、蛋白質のN末端側の配列は,C.rectusから抽出精製したS-layer蛋白質のものと一致した。さらに、この配列はGillespieらが報告した C.rectusの培養上清から精製した細胞毒素のそれと一致した。つまり、最表層に存在するこの蛋白質が培養液に混入し、しかもこの蛋白質が細胞毒素を有している可能性が生まれた。そこで、S-layer蛋白質の細胞毒性を検討する実験系の必要が生じた。なお解読した範囲での遺伝子の塩基配列と、すでに報告されている数値の細菌毒素の遺伝子(Escherichia coliのhemolisin 遺伝子など)との相同性を解析したが、特に相同性が高い部位はなかった。
2.S-layer 蛋白質発現系の検討
S-layer 蛋白質は,C.rectus菌体から酸抽出法により簡易精製可能であるが、この抽出処理は蛋白質を酸にさらすために蛋白質本来がもつ生物学的特徴が失われている可能性がある。そこで遺伝子組み換え法により、この蛋白質を大量発現するクローンを作製し大腸菌に直接発現することを試みた。S-layer遺伝子をlacZ promoter 下流に組み込み、これを活性化することにより,S-layer蛋白質大量発現クローンを樹立した。
今後遺伝子の全塩基配列の解明と,S-layer蛋白質大量発現クローンを利用して、この蛋白質が細胞毒性について検討する予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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