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リューサイト等を耐熱材・膨張材とする新しいタイプの歯科鋳造用埋没材の開発

Research Project

Project/Area Number 06671967
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionTokyo Dental College

Principal Investigator

住井 俊夫  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (50085742)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 太田 敏孝  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (30135412)
Project Period (FY) 1994 – 1995
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Keywords歯科用埋没材 / リューサイト / バインダー / 鋳造精度
Research Abstract

クラウンやブリッジの優れた適合性を考慮する場合、セメントスペース(セメントの入るスペース)の確保は、埋没材の大きな膨張を利用せず、模型上で、例えばスペーサーを使用して、セメントスペースを確保してパターンを作成し、パターンと同型の鋳造体を完成することにより実用に供した方が、外形が大きくなり過ぎず、鋳造体に変形を生ずる可能性が少ないことを考慮に入れれば、この方が正確な適合性が得られる。リューサイトはリニアーに膨張する特性を持っていることが明らかになったが、バインダーである石こうの脱水による収縮を十分にカバーするだけの膨張量が得られない。例えば、30石こう-70リューサイトの加熱膨張は0.9〜1.3%、25石こう-75リューサイトのそれは0.9〜1.1%であった。
理想的な膨張量(特に加熱膨張量)がどれくらいかは、今後の研究に待たねばならないが、1.5%前後ではないかと推測している。膨張量の増加を期待して30石こう-35リューサイト-35クリストバライトを試作したら加熱膨張は1.0〜1.2%となった。これらの試作埋没材でクラウンの鋳造を試みたところ、1%前後の収縮を示した。模型の支台に50μmの厚さのスペーサーによるスペースを確保するならば、±ゼロに近いクラウンが完成することになる。しかし、更にセメントスペースが50μmくらい必要になるので、1.5%以上の埋没材による膨張を確保したいと考え、更に配合比、粒度の選定、バインダーの選定、骨材の配合などを考慮し、優れた埋没材を完成したい。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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