Project/Area Number |
06680212
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Educational technology
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
山崎 敏範 香川大学, 教育学部, 教授 (10036022)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
服部 哲郎 香川大学, 教育学部, 教授 (20218506)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 書字動作 / シミュレーション / 毛筆書体文字生成 / 穂先 / 書字知識 |
Research Abstract |
私的な通信や広告,看板などでは規格化された活字書体だけでなく,書き手の個性を表す文字やデザイン的装飾文字も必要になる.本論文では筆先の動きをシミュレートする毛筆書体文字生成法を述べる.筆と紙面が接する形状を穂先で表現する.筆の垂直上下の動きとストロークの曲点での筆の回転運動を穂先の大きさと方向でシミュレートし,実際の筆の動きに近い状況を実現する.骨格文字は文字形状と筆記過程情報をもつ時系列データで,始点,終点,曲点などの幾何学的特徴点の抽出やストロークの筆記方向などを容易に検出できる.偏やつくりなどの部首を持つ漢字の階層構造に着目して,毛筆の使い方の観点から漢字を8種類の毛筆基本点画に分類する.標準文字データベースからの骨格文字,部首構造,毛筆基本点画情報を用いて毛筆書体文字を生成する.毛筆基本点画の穂先パラメータに従って,穂先の大きさと方向を変化させながら骨格線に沿って穂先を滑らせて,残った軌跡として毛筆書体文字を得る.タブレット入力による骨格文字と穂先に書き手の癖を反映させて個性的な毛筆書体を生成できる.生成した書体にはグラフィックな形状とともに筆記情報も含んでいるので,筆記過程や筆の動きも再現できる.本方式による毛筆書体生成では、書字過程も表示でき、書道学習にも有益である。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)