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野草を原料や材料として用いた“物づくり教材"の開発研究

Research Project

Project/Area Number 06680245
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教科教育
Research InstitutionKyoto University of Education

Principal Investigator

広木 正紀  京都教育大学, 教育学部, 助教授 (30115977)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 藤田 哲雄  京都教育大学, 教育学部, 教授 (10027683)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Keywords野草 / 雑草 / 環境教育 / 合科 / 活動教材 / 物づくり / 寺院境内 / 植生
Research Abstract

極度の分業や市街化が進む中で、人間の生活が自然に依存して成り立っていることが分かりにくくなっている現在、「人間の生活と自然のつながり」への気づきを促す教材の開発が重要になっている。その試みの一つとして、市街地でも見られる自然物の例である野草(いわゆる雑草)に着目し、「それを原材料として、人間の生活に使われている物をつくる」活動教材を開発するための基礎研究を行った。
1.道端や、寺院の境内などを中心に、京都市街に自生している野草(“雑草")の種類を調べた。
2.文献等により、「野草からの物づくり」のヒントになり得る情報の調査・収集を行った。
3.1、2で得られた情報を、植物の種類、見つけ易さ、つくられる物の種類、つくり易さなどの観点から整理した。
4.3に基づき、「野草の花、実、葉などを色材料に用いた活動」として、紙染め、布染め、水彩絵の具づくりを、「葉や茎の繊維を利用した活動」として、籠づくり、紙づくり、布づくりを、「食用として利用した活動」として、地下茎や実などからのでんぷん取り、油取りを、「その他の性質を利用した活動」として蚊取り線香づくりを選び、物づくりの簡便な方法を実験を通して検討した。
5.このうち6つの物づくりについては、さらに教員養成課程の大学生を対象にした授業を通じて、授業場面における具体的な手順について改良を加えた。
6.以上のことに基づき、実際に小学校の生活科や理科の授業の中で扱い得る野草からの物づくりについて、20の活動モジュールを作成した。
7.これらの成果を、今後は、各モジュールを生活科・図工科・課程料理科との関連を整理した合理的カリキュラムの中に位置づけた資料集にまとめる予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 本井幸児: "京都市の寺院境内で観察された種子植物-市街地で自然と関われる場所を探す調査より-" 京都教育大学環境教育研究年報. 3. 69-98 (1995)

    • Related Report
      1994 Annual Research Report

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Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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