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近畿中央部方言の談話資料の作成とそれを用いた文の音調の分析

Research Project

Project/Area Number 06710312
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 言語学・音声学
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

村中 淑子  徳島大学, 総合科学部, 講師 (70253185)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords文の音調 / 音声録聞見 / イントネーション
Research Abstract

今年度、「文の音調を談話の中で扱う」「文の音調を社会言語学的に扱う」という観点から、近畿中央部方言の文の音調についての研究を進めた。具体的活動としては、資料収集も含めた現地調査、音響分析、研究の全体的枠組みづくりの3つに分けられる。現地調査という点では、談話資料の採集(大阪)をおこない、文字化を進めているところである。併せて、関連するさまざまな資料(先行研究・近畿中央部方言の録音・文字化資料等)の収集もおこなった。音響分析という点では、そのために予定していた機器およびソフト(「音声録聞見」)をこの科学研究費補助金によって入手したうえで、作業を進めているところである。全体的枠組みづくりは、日本語における「文の音調」についての研究を進めていくに当たって、研究作業の前提として必要なものである。近畿中央部方言の文の音調を明らかにするのが本研究の目的であるが、そのためにも日本語全体についての仮説が必要となる。ところが、日本語については、文の音調の全体的枠組みを示した先行研究が非常に少ない。そこで、あくまでも現時点におけるものであるが、今までの研究をもとに、包括的な仮説をたてた。なかでも、文末・句末の音調について特に詳しく論じた(1995年3月刊行予定『音声言語5』近畿音声言語研究会に掲載)。京都・奈良・神戸についても調査する予定であったが、果たせなかった。今後、研究を進めていく予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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