Research Abstract |
当研究の今年度の成果は以下の通りである。 1)基本的な文献収集のうち、現在国内外でパリに関して書かれたものをかなりカバーした。しかし芸術関係のものは稀少本も多く,今後さらに収集する必要がある。 2)カルチェ・ラタン神話の具体的分析のうち,今年度は20世紀初頭に焦点を合わせ,サムセット・モ-ム,ヘンリー・ジェームスなどの英米系の作家,および1930年代の在パリ外国人たちを特に詳細に研究した。その成果の一部は別記欧文論文集に,仏文論文≪La deche de Paris des annees30≫として発表した。 3)カルチェ・ラタン神話研究を含む,申請者のここ数年の研究成果が公に認められ,今年度以下の二つの賞を受賞したことを合わせて報告する。 第11回 渋沢・クローデル特別賞(日仏会館主催) 第16回 サントリ-学芸賞(サントリ-文化財団主催)
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