Project/Area Number |
06740218
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
素粒子・核・宇宙線
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
栗本 猛 大阪大学, 理学部, 助手 (10195563)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | B中間子 / CPの破れ / 重いクォークの対称性 |
Research Abstract |
クォークの対称性に基づくハドロン相互作用を記述する理論の構築とその反応を目的とした研究を行った。カイラル対称性とその小さな破れを考慮しつつベクトル中間子を含めたハドロンの有効ラグランジアンを構築し,その有効性を調べた.又以前に構築した,重いクォークの対称性とカイラル対称性を同時に考慮したハドロンラグランジアンも用いて,現在建設中のB中間子工場での実験において素粒子標準模型の検証とより新しい物理を探究する系統だった方法を提案した。この研究結果は日本物理学会や基礎物理学研究所,高エネルギー研究所で発表され、現在論文にまとめている段階である。この研究成果の一部については既にレターにまとめてプレプリント(hep-ph/9502381)で公開されて、雑誌に投稿中である. これらの研究を行うにあたっては科研費で購入したパソコン上でMathematilaという数式処理ソフトを用いて解析を行うことが大いに役立った。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)