可視光レーザーとマイクロ波を結ぶ周波数チューンの開発
Project/Area Number |
06750044
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Applied optics/Quantum optical engineering
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
中川 賢一 東京工業大学, 大学院総合理工学研究科, 助手 (90217670)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 周波数チューン / 絶対周波数測定 / 周波数標準 |
Research Abstract |
可視から近赤外域のレーザー周波数測定の為の基礎技術の確立が本研究の目的であり,これに対して以下の研究を行った。 ○半導体レーザーのみを用いた周波数チューンによる光とマイクロ波を結ぶ方法を提案し,その予備実験として、657nmのCaの飽和分光を可視半導体レーザーで行い,されに半分の周波数の1315nmの半導体レーザーとの間をSHGでリンクを行った。これによって提案した周波数チューンの一段目が実現できた。 ○1.5μm帯の分子の吸収線の周波数を測定する方法も新たに提案し,これに必要なC_2H_2,HCN分子の飽和吸収に安定化したレーザーを開発し,さらに広帯域に差周波数を測定するために光周波数コム発生器を用いて、各吸収線の間隔をITHzにわたって100KHz以下の精度で測定した。又,絶対周波数を測定するために,0.778μmにあるRbの2光子吸収線と1.556μmのHCNの飽和吸収線との間の周波数リンクを実現し,HCNの吸収線の周波数を200KHz以下(10-9以下)で決定した。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)