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ディジタル磁気記録におけるISIキャンセラを持つ高域抑圧型PRML方式

Research Project

Project/Area Number 06750394
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 情報通信工学
Research InstitutionEhime University

Principal Investigator

岡本 好弘  愛媛大学, 工学部, 講師 (20224082)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsディジタル磁気記録 / 信号処理方式 / ISIキャンセラ / パ-シャルレスポンス方式 / Viterbi復号 / PRML方式
Research Abstract

本研究は,高密度ディジタル磁気記録において,有効な信号処理方式として注目されているパ-シャルレスポンス(PR)方式と最尤復合法の一つであるViterbi復合法を組み合わせたPRML方式に対して,ISI(符号間干渉)キャンセラの適用による性能改善を検討したものである。
1.ワークステーションを用いた計算機シミュレーション
高域ノイズの抑圧に起因した波形干渉(ISI)を,仮判定結果を用いて推定し,キャンセラにより不要なISIを打ち消したPRML方式の性能を,計算機シミュレーションを行い,誤り率特性により評価した。その結果,どのPRML方式においても,性能改善が得られるものの,仮判定の性能が全体の性能を大きく左右することが明らかとなった。そこで,仮判定部におけるViterbi復合器の適用についても検討した。
また,従来のPRML方式に対する改善量は、高線密度化が進むととに大となり,高密度記録に有効であると考えられる。
2.ドラムテスタを用いた記録再生実験
ドラムテスタ(現有)と呼ばれる記録再生装置を用いて記録再生実験を行った。記録データはワークステーションで作成し,購入した信号発生器から記録ノートを変えて記録することにより,線記録密度をパラメータとしての測定が可能となった。その結果、1.の結果を確認することができた。
上記のように,計算機シミュレーションと記録再生実験により,高域抑圧とISIキャンセラを適用したPRML方式は高密度記録に適した方式であることが明らかとなった。今後は,さらに仮判定部の検討を行う予定である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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