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RC部材の地震被災後の残存耐力と損傷の定量的評価手法に関する基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 06750495
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 土木材料・力学一般
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

井上 晋  京都大学, 工学部, 講師 (30168447)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsRC部材 / 残存耐力 / 損傷 / 損傷指標 / 定変位繰返し / 二段階変位繰返し
Research Abstract

本研究では,RCはり部材の種々の定変位振幅下における繰返し載荷回数と残存耐力の関係を実験的に求め,それらの結果より,残存耐力に基づく損傷評価手法を提案した。さらに,提案した損傷評価指標の二段階変位振幅下への適用性について検討した。得られた主な結果は以下のとおりである。
1.定変位振幅下の残存耐力は繰返し回数の増加とともに直線的に減少する。また,その減少率は載荷変位が大きいほど大きい。
2.各変位振幅における残存耐力と繰返し載荷回数の関係より,部材の終局時を与える繰返し載荷回数Ncを求めることができる。また,実際の繰返し載荷回数NとNcを関係づけた損傷指標を定義することにより,定変位繰返し荷重下のRCはり部材の損傷を定量的に評価することができる。また,この指標の値より,残存耐力をある程度の精度で推定することができる。
3.二段階変位繰返し載荷下では,後続変位載荷過程での損傷の累積挙動が,同一変位の定変位繰返し載荷下の挙動と異なり,損傷の進行が助長される傾向が認められる。したがって,提案した定変位載荷下での損傷指標を二段階変位繰返し載荷に適用する場合には,後続変位載荷過程における損傷を何らかの形で補正する必要がある。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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