Project/Area Number |
06750498
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
土木材料・力学一般
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
宮澤 伸吾 広島大学, 工学部, 助手 (10157638)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | コンクリート / 自己収縮 / ひび割れ |
Research Abstract |
コンクリートのプラスチック収縮ひびわれに及ぼす自己収縮の影響を検討するために、水結合材比20〜30%のコンクリートについて行った拘束試験の結果より以下のことが明らかとなった。 (1)自己収縮は、配合により始発もしくはそれ以前から生じ始める。 (2)自己収縮が拘束されることにより、初期材齢から大きな引張自己応力が発生する。 (3)高炉スラグ微粉末(比表面積8000cm^2/g)を70%混入した場合、無混入の場合に比べて初期材齢のクリープによる応力緩和か著しい。 (4)プラスチック収縮の発生原因とし、水分の蒸発より自己収縮の影響が大きい場合があり、また打設面から水分を補給しても大きなプラスチック収縮が生じる場合がある。 また、高強度コンクリートの水中養生中における長さ変化に及ぼす、骨材の種別および骨材の粒径の影響について実験を行った。その結果、河砂利、石灰岩砕石、Diabase砕石のいずれの骨材を用いた場合も、水結合材比30%程度以下で部材断面寸法が10cm程度の場合は、水中養生中にも収縮ひずみを生じることが明らかとなった。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)