DEA(包絡分析法)による土木施設の効率性評価に関する研究
Project/Area Number |
06750555
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
交通工学・国土計画
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
高野 伸栄 北海道大学, 工学部, 助手 (60221355)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | DEA / 包絡分析法 / プロジェクト評価 / 効率性 |
Research Abstract |
1.文献収集・既存研究レビュー DEAに関する文献を収集し、経営工学等の分野で行われている既存研究の整理を行い、DEAに関する既存研究のレビューを行った。 2.データ収集 土木プロジェクトの効率性評価のケースタディを行うため、北海道新幹線計画に関して、データ収集を行った。データ収集にあたっては、まず、既存新幹線事業に関する建設費、運営費についてのデータを整理した。つぎに、北海道新幹線計画に対する各ケースの短縮時分の算出、乗車人数の予測を行い、北海道新幹線計画に関するデータの準備を行った。 3.分析プログラムの作成 既存のプログラム言語を用いてDEAの分析プログラムを作成した。 4.データ分析の実施 2.で収集したデータに対してDEAの分析を行った。この結果、DEAを用いたプロジェクト評価が、有用なものであることを示すとともに、これに係わる固有の問題点を明らかにすることができた。 5.研究のまとめ 本研究により明らかにできたことは次の二点にまとめられる。 (1)DEAを用いたプロジェクト評価はこれまで貨幣換算が困難なため、取り入れられなかった要素をも取り込むことが可能となる。 (2)分析目的に応じた入出力項目、DMU、領域限定による制約の与え方が重要である。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)