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CAFMの分析によるFM対象領域の明確化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06750659
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionYatsushiro National College of Technology

Principal Investigator

下田 貞幸  八代工業高等専門学校, 土木建築工学科, 助手 (10259971)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsファシリティマネジメント / CAFMソフト / FM標準業務
Research Abstract

1.研究の目的と方法
本研究は多岐にわたるFMの業務領域の中で、市販されているCAFMソフトがカバーしている領域を明らかにすることを目的としている。FM推進連絡協議会が策定したFM標準業務をFMの基本型として分析した。
2.調査結果
(1)アンケートは20社に対して行い、内8社から延べ12種類のCAFMソフトについての回答を得た。
調査結果をFM標準業務の2次機能別に見ると、「9.運営管理」の『E:スペースの管理』が最も多く、次いで「1.FM長期戦略」「6.室内空間」の『A:現状の把握・評価』をカバーしているソフトが多く見られた。
(2)重要業務として回答された業務を2次機能で見ると、「1.FM長期戦略」の『A:現状の把握・評価』が重要とした回答が最も多く、次いで「9.運営管理」「10.サービス」の『データベースの整備』が多く回答されている。
(3)試験利用等により調査した3つのCAFMシステムに共通して見られた機能としては、「5.建物建設」で作図機能やベータベース作成機能、「6.室内空間」で家具・備品の選択・配置機能やデータベース機能、「9.運営管理」でスペース台帳・機器備品台帳管理といった項目が挙げられる。
(4)文献調査では『目的・目標の設定』『基本方針・施策の立案』といった業務が多く見られたが、これらを直接サポートしているCAFMソフトは非常に少ない。また文献調査では「3.不動産取得」「4.施設賃貸借」「5.建物建設」の事例は極端に少なかったが、CAFMでは事例が複数見られ、他の1次業務との極端な差は見られない。
3.考察
(I)CAFMソフトがカバーしている業務は『現状の把握・評価』『データベースの作成』『スペースの管理』に集中する傾向が見られた。また、重要業務としても同じ項目が上位に挙げられている。従って、これらの業務をカバーすることはCAFMの最も基本的なしかも重要な機能とすることができる。
(II)文献では事例数が少なかった業務に対してもCAFMソフトが対応できるように開発されており、今後CAFMが企業に浸透すれば、これらの業務を行った事例が多くなることも考えられる。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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