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2段階コアセルベーション法による低融点水溶性微粒子のマイクロカプセル化

Research Project

Project/Area Number 06750767
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 化学工学一般
Research InstitutionNiigata University

Principal Investigator

木村 勇雄  新潟大学, 工学部, 助手 (00169921)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywordsマイクロカプセル / マイクロカプセル化 / コアセルベーション / りん酸水素2ナトリウム12水 / ポリスチレン / 凝集 / 分散
Research Abstract

1.コアセルベート生成条件 ポリスチレン-ジクロロメタン溶液にキサンを1〜5倍量加え,振盪,静置して生成した液滴を観察した。その結果,多数の微細なコアセルベート滴を生成させるためには,ヘキサン2倍量の添加が最も有効であることを見出した。
2.芯物質粒子の調製 りん酸水素2ナトリウム12水をヘキサン中で融解させて(w/o)分散系を調製した後,急冷凝固させて芯物質粒子を調製した。界面活性剤濃度2.0〜3.0mol・cm^<-3>,攪拌速度5.0〜7.0s^<-1>の非常に狭い範囲でのみ,凝集のない微粒子を得ることができた。得られた芯物質粒子はほぼ真球状であり,表面は平滑であった。粒径は界面活性剤濃度と攪拌速度により制御できた。
3.マイクロカプセルの調製 第1段階として非溶媒を添加し,第2段階として良溶媒を蒸発・除去する2段階コアセルベーション法によりマイクロカプセルを調製した。得られたマイクロカプセルの壁厚は攪拌速度を大きくすると厚くなり,調製時間を短縮することが可能となった。これは芯物質粒子とコアセルベートとの衝突頻度が増大するためである。壁厚はまた界面活性剤濃度を大きくすると薄くなる傾向が認められた。このことから,コアセルベーションの条件ばかりでなく,芯物質の調製条件もまたマイクロカプセルの調製過程に影響を及ぼすことを見出した。
本研究の一部の成果については,化学工学会つくば大会にて口頭発表を行った。現在,投稿準備中である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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