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レタス及びチコリー間の細胞質遺伝子の導入に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06760040
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 園芸・造園学
Research InstitutionKyushu Tokai University

Principal Investigator

水谷 高幸  九州東海大学, 農学部, 助手 (40241187)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords細胞質遺伝子 / オルガネラ移植 / 細胞融合 / チコリー / レタス / サイブリッド / マイクロインジェクション / サイトプラスト
Research Abstract

レタス及びチコリーのプロトプラストを用いて高張酵素液処理によるサイトプラストの単離を行った結果、両種共に効率的に良質なサイトプラストを得ることができた。サイトプラストはフィコールを用いた不連続密度勾配遠心分離によって精製することができた。また、これらのサイトプラストはIOA処理によって細胞分裂能力を失ったレタスあるいはチコリーのプロトプラストと細胞融合を行いサイブリッドのコロニーを得た。
チコリーの葉肉細胞からプロトプラストを単離し、静かに破砕した後、パーコル不連続密度勾配遠心分離によって葉緑体を精製した。得られた葉緑体を緩衝液に懸濁し、密度を調整した後、マイクロピペット内に蓄えた。レタスのプロトプライスをゲルライトを含む培地内に包埋し、2日間培養したのち、前述のマイクロピペットを装着したマイクロインジェクターを用いて細胞内にマイクロインジェクションした。葉緑体移植した細胞は分裂をしたがコロニーにまで発達しなかった。
レタス及びチコリーにおいて高張酵素処理でサイトプラストを単離することができたが、サイブリッドを得るためには細胞融合後選抜の必要があった。選抜にはマイクロピペットによるピックアップが有効であったが煩雑であった。一方マイクロインジェクションによるオルガネラ移植はサイトプラスト単離程手軽ではなかったが、オルガネラ移植を行った細胞をそのまま選抜できるため分裂能力やコロニー形成能力を高めることができればかなり有望な技術であると思われた。現在、サイブリッドの同定等について検討中である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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