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放牧飼養における牛の摂取栄養成分の消化管部位別消化動態に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06760230
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Zootechnical science/Grassland science
Research InstitutionObihiro University of Agriculture and Veterinary Medicine

Principal Investigator

花田 正明  帯広畜産大学, 畜産学部, 助手 (70250537)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords放牧飼養 / 炭水化物 / 窒素化合物 / 消化管部位別消化 / 牛
Research Abstract

1.供試動物の作出
ホルスタイン種去勢牛4頭の反芻胃、十二指腸前位部および回腸末端にシンプルカニューレを装着した。
2.放牧飼養条件下における去勢牛の摂取栄養成分とそれらの消化管部位別消化動態との関連
供試動物の作出時期が放牧期間後半になってしまったため、消化管部位別消化に関する実験は1994年度内には実施できなかったが、INTACTの育成牛を供試し、放牧期間における牧草の炭水化物および窒素化合物含量とこれらの成分の摂取量の推移と反芻胃内容液および血液性状の推移との関連について検討した。1994年度に得られた結果は以下のとおりである。
(1)短日条件下に比べ長日条件下では牧草の構造性炭水化物およびADF中の窒素含量が多く、長日条件下では草丈の伸長にともないこれらの成分含量は増加し、放牧草地からの乾物摂取量は減少した。
(2)牧草の成分含量と反芻胃内容液の揮発性脂肪酸含量との間には明確な関連は認められなかったが、ADF中の窒素含量の増加にともない反芻胃内容液との間には負の相関が認められた。
(3)血中尿素態窒素濃度は反芻胃内容液のアンモニア濃度の増加に伴い増加し、揮発性脂肪酸含量との間には負の相関がみられた。
(4)これらのことから放牧草地の短草利用により乾物、非構造性炭水化物および窒素摂取量は増加するが、窒素の利用性は低く、必ずしも家畜生産量の向上に結びつかないことが示唆された。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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