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化学シナプスの神経伝達に関わるシナプスリボンの構成成分の同定と機能解析

Research Project

Project/Area Number 06770008
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General anatomy (including Histology/Embryology)
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

西沢 祐治  名古屋大学, 医学部, 助手 (80252229)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsシナプス / シナプトソーム / シナプスリボン / 網膜 / 視細胞
Research Abstract

1.視神経網膜からシナプトソームを調製する
ウシ視神経網膜を等張ショ糖液中で温和にホモジナイズし、不連続ショ糖密度勾配遠心にかけることによってシナプトソーム画分を得た。得られたシナプトソーム画分を固定、包埋して電子顕微鏡で観察したところ、画分中のシナプトソームは脳組織から調製したものと異なり、不均一で、低張処理を行っていないにも関わらず膜構造が崩れているものが大部分であった。これは、視神経網膜中のシナプス結合部が脳組織に比べてはるかに大きく、またウシの視神経網膜のシナプス自体が巨大であることが原因と考えられた。そこで、ラットの視神経網膜を用いて、同様の方法でシナプトソームを調製したところ、均一で、膜構造も壊れていないシナプトソームが得られたのでこれを実験に用いた。
2.シナプトソーム画分からシナプスリボンを調製する
ラットのシナプトソーム画分を低張処理してシナプトソームを破裂させ、不連続ショ糖密度勾配遠心にかけたところ、シナプス小胞を失ったシナプトソームのゴ-スト膜には、シナプスリボンが結合したまま残っていることがわかった。しかし、このシナプスリボンの粗画分からシナプスリボンを豊富に含む画分を得るところまでは至らなかった。
今後は、ラットのシナプトソーム画分の大量調製を行うことと、もう一度ウシ視神経網膜からシナプトソーム画分を調製できないかどうかを検討していく。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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