• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

神経内分泌細胞におけるシステインプロテアーゼインヒビターの機能解析

Research Project

Project/Area Number 06770018
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General anatomy (including Histology/Embryology)
Research InstitutionIwate Medical University

Principal Investigator

佐藤 昇  岩手医科大学, 医学部, 助手 (00254756)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
KeywordsPC12 / シスタチンβ / アンチセンスオリゴヌクレオチド法 / トランスフェクション / bcl-2 / アポトーシス / 神経分化
Research Abstract

細胞質に存在するリソゾームシステインプロテアーゼの一つであるシスタチンβのPC12細胞における機能を明らかにする目的でアンチセンスオリゴヌクレオチド法によるシスタチンβの発現抑制を試みた。複数のアンチセンスオリゴヌクレオチドを用意したが有為な発現抑制は認められなかった。特にNGFで神経様に分化させる実験など長時間におよぶ系では安定した結果を得るのが難しいと考えられた。そこでアンチセンスオリゴヌクレオチド法による一過性の発現抑制ではなくアンチセンスベクターによる恒常的な発現抑制の系を検討することにした。
その手始めとしてPC12細胞が発現ベクター導入によって持続的かつ安定な発現クローンを得るのに適した細胞であるか検討してみた。ヒト原型癌遺伝子bc1-2のcDNAをRSV-LTRプロモーターに連結したベクターを作製しリン酸カルシウム法によりPC12細胞に遺伝子を導入したところ6つの安定発現株を得た。いずれの株においてもヒトbc1-2がmRNA及び蛋白の両方のレベルでNGFによる神経分化誘導や血清除去によるアポトーシスの誘導刺激においても安定して発現していることをノーザンブロット法及びイムノブロット法にて確認した。このことよりRSV-LTRプロモーターによって発現が支配されるベクターがPC12細胞において有効に機能することが明らかになった。そこで現在シスタチンβのcDNAをRSV-LTRプロモータに逆向きに組み込んだ発現ベクターを作製している。このベクターは恒常的にシスタチンβのアンチセンスmRNAを発現することが予想され、その結果PC12細胞におけるシスタチンβの蛋白レベルでの発現が抑制されることが期待できる。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Sato,N,et al.: "Neuronal differentiation of PC12 cells as a result of prevention of cell death by bc1-2" Journal of Neurobiology. 25. 1227-1234 (1994)

    • Related Report
      1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi