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生きている脊椎動物平滑筋細胞におけるミオシン分子構造・軽鎖燐酸化関係定量化の試み

Research Project

Project/Area Number 06770038
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General physiology
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

渡辺 賢  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (60191798)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords脊椎動物平滑筋 / 生筋標本 / X線回析 / ミオシン軽鎖燐酸化
Research Abstract

生きている脊椎動物平滑筋細胞では未だ明らかでない、ミオシン軽鎖燐酸化反応によるミオシンフィラメント構造の制御機構の解明に向けて、平滑筋生筋標本の張力・X線回折像ミオシン反射強度・ピロリン酸ポリアクリルアミドゲル電気泳動によるミオシン軽鎖燐酸化量の比較を行うために、(1)双方の測定に適当な試料の検討と、(2)試料環流装置の検討を行った。
(1)X線回析実験は、文部省高エネルギー物理学研究所放射光実験施設BL 15Aにて行った。張力を測定しつつ、筋弛緩時・収縮時の二次元X線回析像をイメージングプレート(Fuji)上に記録し、データをコンピュータで解析した。ラット肛門尾骨筋及び、子宮縦走筋から得られる反射は非常に弱く収縮反応も一過性であるので解析が困難であった。一方モルモット盲腸紐の回析像は強度も強く収縮張力も持続性の部分が大きな割合を占めた。更に、本研究代表者が所属している研究室に本補助金で購入した電気泳動装置を用いたミオシン軽鎖燐酸化度測定においても、モルモット盲腸紐では他の標本とは異なり、X線回析実験で用いた標本同様の小標本で検出することが可能であった。すなわち、本研究の遂行にはモルモット盲腸紐を使用することが妥当であると結論した。
(2)従来のX線回析用の試料環流装置では瞬時の溶液交換を行うことが難しく、反応停止液によって素早く標本の燐酸化・脱燐酸化反応を停止させることが必要な生筋のミオシン燐酸化測定には不適当であった。そこでX線回析用の試料環流装置を改造して、迅速な溶液交換及び標本の取付け取り外しが容易に行えるように改良した。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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