Project/Area Number |
06770085
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Shimane Medical University |
Principal Investigator |
土屋 美加子 島根医科大学, 医学部, 助教授 (90188582)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ADP-ribose転移酵素 / アルギニン / cDNAクローニング / ADP-ribosylation |
Research Abstract |
研究目的は、1)ニワトリ骨髄由来のADP-ribose転移酵素のcDNAクローンの塩基配列を決定することにより一次構造を明らかにする。2)ADP-ribose転移酵素の組換え体タンパク質を発現して酵素活性を持つことを確認する。3)ニワトリ骨髄由来のADP-ribose転移酵素とアミノ酸配列において相同性をもつラットT細胞表面抗原RTが同様の酵素活性をもつかどうか調べる。の3点である。1)および2)については目的を達成することができ、以下のような結果を得て、J.Biol.Chem.に報告した。 ニワトリ骨髄細胞cDNAライブラリーから得た2つのクローンはウサギ骨格筋の転移酵素およびRTと一次構造においてホモロジーがあった。これらのクローンをCOS細胞で発現させて転移酵素活性があることを確認した。2つの酵素活性は塩、SH試薬に対する反応が異なっていた。 3)については、RTを大腸菌で発現させたところ、NADaseの活性は検出されたが、転移酵素活性は検出できなかった。この一連の実験中にADP-リボシルアルギニンをキャピラリー電気泳動で検出するする方法を開発しAnal.Biochem.に発表した。
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