Project/Area Number |
06770087
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
松尾 義則 徳島大学, 総合科学部, 助教授 (80219401)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | シトクロムP-450IID / シトクロムP-450IIC / 薬物代謝 / パーキンソン病 / 肝臓病 / DNA多型 |
Research Abstract |
本研究の目的は、シトクロムP-450の変異遺伝子と疾患との関連を種々のシトクロムP-450サブファミリーについて調べ、シトクロムP-450がどのような疾患と関連しているのかを知ることにより、シトクロムP-450の生体機能を理解することにある。昨年度までにシトクロムP-450IIDサブファミリーの変異遺伝子とパーキンソン病や肝臓疾患との関係を明らかにしてきた。当年度は、神経疾患や肝臓病の原因になることが考えられる薬物代謝型シトクロムP-450IICサブファミリーと疾患との関連を解析することを試みた。まずシトクロムP-450IIC18遺伝子のDNA多型をPCR法と制限酵素で検索し、遺伝子の5´側上流のDdeIサイトが多型的であることがわかった。このサイトの遺伝子型およびシトクロムP-450IID6遺伝子の多型的なHhaIサイトの遺伝子型を72人の肝臓病患者、64人のパーキンソン病患者および56人の健常者について調べた結果、パーキンソン病や肝臓病患者にはコントロールの健常者に比べて両方の遺伝子についてのヘテロ接合体が6倍以上多くみられた。この差は5%レベルで有意であった。これらのことより、シトクロムP-450IIC18変異遺伝子がシトクロムP-450IID6変異遺伝子と共にパーキンソン病や肝臓病の発症過程になんらかの関与をしている可能性が示唆された。今後、シトクロムP-450間の相互作用や種々の疫病発症のメカニズムをモデル動物等を用いて解析することが望まれる。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)