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プロテインホスファターゼ2Aの74KDの調節サブユニットδのcDNAクローニング

Research Project

Project/Area Number 06770107
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Pathological medical chemistry
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

田邉 修  広島大学, 医学部, 助手 (70221398)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywordsプロテインホスファターゼ2A / 調節サブユニットδ / cDNA
Research Abstract

プロテインホスファターゼ2A(PP2A)は真核生物に広く分布するセリン・トレオニンホスファターゼである。ヒト赤血球のPP2Aは、32kDの触媒サブユニット(α)と63kD(β)、53kD(γ)、74kD(δ)の三種類の調節サブユニットの組み合わせで構成されており、α_1β_1、α_1β_1γ_1、α_1β_1δ_1の三種類のホロ酵素が存在する。このうち74kDのδサブユニットは当研究室において発見された新しい調節サブユニットであり、この酵素の種々の基質に対する活性を抑制することが明らかになっている。本研究においては、すでに決定したδサブユニットの部分アミノ酸配列に基づいてデジェネレートなオリゴヌクレオチド・プライマーを生成し、HeLa細胞より合成したcDNAを鋳型としてPCRを行うことによりδサブユニットをコードする0.5kbのcDNA断片を単離した。次にこのcDNA断片をプローブとして、ヒト骨髄由来のλgt11cDNAライブラリー50万クローンをスクリーニングして2個の陽性クローンを単離し、さらにヒト大脳由来のλZAPcDNAライブラリー30万クローンをスクリーニングして6個の陽性クローンを単離した。このうちδサブユニットの全長をコードすると思われる、大脳由来の、2.9kbのインサートを有するクローンよりその塩基配列を決定した。これから明らかになったδサブユニットの一次構造は、これまでに報告されている他のサブユニットとは類似性を有しておらず、このサブユニットが他とは異なる独自の機能を有するものであると推測される。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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