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犬蛔虫抗原の好酸球増多に及ぼす影響についての研究

Research Project

Project/Area Number 06770185
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 寄生虫学(含医用動物学)
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

高本 雅哉  信州大学, 医学部, 助手 (90226928)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords犬蛔虫 / 好酸球増多 / インターロイキン5 / T細胞抗原 / 糖鎖
Research Abstract

1。犬蛔虫ES抗原の分画、糖鎖の除去及びペプチド鎖の消化
ES抗原をHPLCを用いてゲルろ過を行い、分子量によって分画した。各画分はSDS電気泳動により分子量を決定した。
ES抗原の糖鎖はエンドグリコシダーゼには耐性であったため、過ヨウ素酸(2.5mM)により酸化し変性させた。プロナーゼ消化またはヒドラジン分解により、ES抗原のペプチド鎖を加水分解し糖鎖のみを未消化のまま残した。
2。IL-5産生を誘導する抗原の性状
HPLCを用いて分画したES抗原は多くの画分においてIL-5産生を誘導した。それらの画分は電気泳動後PAS染色により濃く染色された。また過ヨウ素酸酸化によりIL-5産生に約50%の低下を認めた。これらのことから、IL-5産生を誘導する抗原のエピトープには糖鎖が含まれる事が示唆された。ペプチド鎖をプロナーゼ消化またはヒドラジン分解で加水分解することにより、IL-5産生は完全に抑制された。このことから、すべてのエピトープはペプチド鎖を含むことが明らかとなった。以上の結果より、IL-5産生を誘導する抗原のエピトープは一部はペプチド部分に一部は糖鎖とペプチドの両方を含むことが判明した。また抗CD4モノクローナル抗体を用いた実験により、糖ペプチドからなるエピトープはCD4陽性T細胞にのみ反応することが示唆された。現在さらにIL-5産生を誘導する抗原エピトープの解析を進めている。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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