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乳児の睡眠時体位と窒息に関する研究

Research Project

Project/Area Number 06770329
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Legal medicine
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

内ケ崎 西作  日本大学, 医学部, 助手 (30223548)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords法医学 / 乳児 / SIDS / アンケート調査 / 睡眠時体位 / 寝具 / 生理機能 / 深部体温
Research Abstract

〔実験方法〕
1.アンケートによる予備調査:生後1ケ月検診に来た母子に対し、アンケートで児の睡眠時体位および寝具(敷蒲団)の種類、SIDSに関する認識の程度(選択肢:よく知っている、聞いたことがあるがよく知らなかった、知らなかった、その他)等について予備調査を行った。
2.児の睡眠時の生理機能に関するモニタリング:アンケートを行った中からボランティアを募り、自宅で睡眠(昼寝)中の児の心電図、呼吸運動、動脈血酸素飽和度、深部体温を測定し、一部についてはその様子をビデオ撮影した。
〔結果〕
1.アンケートによる予備調査:約100人の母親からアンケートの回答が得られた。睡眠時体位については、ほとんどがいつも仰向けで、仰向けとうつぶせを併用しているのが数人、いつもうつぶせは極く僅かであった。寝具については、約半数がうつぶせ寝様の比較的堅いものを使用し、普通の和布団を使用しているケースおよび赤ちゃん用のフワフワしたものを使用しているケースが約1/4ずつあった。SIDSに関する認識度については、殆んど聞いたことがあるがよく知らなかったと答え、よく知っていたが数人、知らなかったと答えたのは1人であった。なお、この1人の母親は10歳代であった。
2.児の睡眠時の整理機能に関するモニタリング:母親の協力が得られた4人の乳児に対し、計11回のモニタリング(仰向け寝9回、うつぶせ寝2回)を行ったが、データに大きな異常を示したものはなかった。しかし、児によっては、呼吸運動につて頻呼吸と徐呼吸を繰り返すものが観察された。
〔考察〕
アンケート調査では、殆どの親がSIDSに関して何等かの知識を持っていることが示された。しかし、10歳代の母親が「知らない」と答えたことから、若年者に対するSIDSに関する教育の必要性が示唆された。モニタリングについては例数が少ないため、今後更に例数を増やして検討することが必要である。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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